婚活でドキドキ…近づくと嫌になるのはなぜ?
「婚活をしていて、相手の嫌なところが見えてくると気持ちが冷めてしまう」そんな経験、ありませんか?
最初はいい感じだったのに、距離が近づいた途端に「この人じゃないかも」と思ってしまう…。そしてリセットして新しい出会いを探すけれど、また同じことの繰り返し。これ、実は多くの人がハマる“婚活あるある”なんです。
でも安心してください。相手が悪いのではなく、自分の「心の仕組み」を理解することで、この負のループから抜け出すことができるんです。
嫌なところが見えるのは、あなたの心が教えてくれているサイン
婚活で距離が近づくと、なぜか相手の粗ばかりが気になってしまう…。
これは「相手のせい」ではなく、実は自分の“結婚への恐怖”が影響していることが多いんです。
結婚したいと思って婚活をしているのに、心の奥では
「独身の方が気楽かも」
「彼女に合わせて生活が変わるのが怖い」
「本当に結婚できるのかな…」
と不安が膨らんでいる場合があります。
この矛盾した気持ちが、相手を冷静に見るどころか、ネガティブな部分ばかりを強調してしまうんです。
脳はネガティブに敏感!だから嫌な部分ばかり記憶してしまう
心理学的にも、人は「楽しい記憶」より「嫌な記憶」を鮮明に残すようにできています。嫌な体験は「次は同じ失敗をしないように」と脳が細かく処理するから。一方で楽しい記憶は危険がないので、ふんわりとした印象だけが残ります。だから婚活の場面でも、ちょっとした相手の短所や違和感を、必要以上に大きく感じてしまうんですね。
後悔するのは「やらなかったこと」
さらに覚えておいてほしいのが「後悔」の心理。心理学では後悔を2つに分けています。
行為後悔(やってしまった後悔)
非行為後悔(やらなかった後悔)
このうち、長く尾を引くのは「やらなかった後悔」。
「もしあの人と続けていたら…」「もう一度ちゃんと話してみればよかった…」と、“反実仮想”といって、ありもしない未来を繰り返し想像してしまうのです。
つまり、迷った時ほど“やってみた方が後悔は少ない”ということ。
婚活がうまくいく人は「捉え方」が違う
婚活で前に進める人と、途中でつまずく人の違いは「捉え方」。「相手の嫌なところ」と思ってしまうと、すぐにシャットアウトしたくなりますよね。
でも少し視点を変えて、「自分にとって都合が悪い部分」と捉えるとどうでしょう?
例えば…
「彼女の連絡が遅い」→自分が安心したい気持ちが強いだけかも
「意見が合わない」→新しい価値観を学べるチャンスかも
相手を変えることはできません。でも、自分の見方を変えることはできます。
一緒に「恐怖」を乗り越えられる相手を選ぶ
結婚に向かう過程で不安や恐怖は必ず出てきます。大事なのは、それを一人で抱え込むのではなく、相手と共有できるかどうか。
「自分の恐怖を一緒に背負ってくれる人」「不安を話しても受け止めてくれる人」こう感じられる相手なら、2人で一歩ずつ乗り越えていけます。
まとめ:嫌なところ=悪いことじゃない
婚活で相手の嫌な部分が見えてしまうのは、実はあなたの心が「怖いよ」とサインを出しているだけ。
その恐怖を素直に受け止めて、自分の見方を変えてみることが、結婚への近道なんです。
婚活は一人で悩むより、誰かに相談しながら進めた方が気持ちも楽になります。
「相手選びに自信がない」「気持ちの整理ができない」という方は、ぜひ一度プロに相談してみてくださいね。